
婚活の場で、
「普通の男がいない」という言葉を耳にすることがあります。
この「普通」とは、
年収が高いとか、
デートの段取りが完璧だとか、
そういう話に聞こえるかもしれません。
でも、少し視点を変えてみると、
求められているのは
能力やセンス以前の話であることが多いのです。
浮気をしない。
暴力をふるわない。
相手を見下さず、人として尊重する。
こうしたことは、
多くのオタク男性にとって
「あまりにも当たり前」なことだと思います。
だからこそ、
わざわざ口にする必要がない、
説明するまでもない、
そう感じている人も多いはずです。
しかし、婚活の場では、
当たり前は、伝えなければ存在しないのと同じです。
相手は、
あなたの過去を知りません。
あなたがどんな人間かを、まだ分かっていません。
その状態で沈黙していると、
「問題がなさそう」ではなく、
「よく分からない人」として見られてしまいます。
「普通の男がいない」と言われる理由の一つは、
実はここにあります。
多くのオタク男性は、
安心できる要素をちゃんと持っているのに、
それを言葉にしていません。
当たり前すぎるから。
わざわざ言うのが恥ずかしいから。
評価を求めているみたいで嫌だから。
その結果、
安心が、相手に届いていないのです。
だから、目指すべきは
「普通の男」になることではありません。
浮気しないこと。
暴力をふるわないこと。
人を尊重すること。
そうした当たり前を、
自分は当たり前として大切にしている、
と、はっきり伝えることです。
それはアピールではありません。
誇張でもありません。
一緒に生きるうえで、
何を大事にしている人間なのかを
相手に分かる形で示す、
最低限の自己紹介です。
「普通」を目指す必要はありません。
当たり前を、当たり前だと思っていること。
それこそを、きちんと伝えてください。
婚活では、
それがいちばん現実的で、
いちばん誠実な近道です。